東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表が、五輪南米予選を首位通過した強豪アルゼンチンに完勝した。

0-1で敗れた26日の第1戦から、先発9人を入れ替えて臨み、前半に林が先制ゴール。後半に板倉がヘディングで2点を奪い、3-0で完勝した。

ボランチで先発した田中碧は攻守に存在感を発揮。第1戦では出番がなかっただけに「この試合のために準備していたし、それなりのパフォーマンスをしないといけないと思っていた。自分自身にプレッシャーをかけて、それをも楽しみながらプレーできた。満足いくパフォーマンスではないが、チームが勝つことが自分のアピールにもなる。少なからず、結果はもたらせかと思う」と冷静に振り返った。

板倉とのダブルボランチでは、コーチングの部分でも勝利に大きく貢献した。それでも、個人としてのさらなる成長を誓い、「自分自身、常に上を目指している。この試合に勝つことが目標ではあったが、(同年代で)A代表でプレーしている選手もいるし、そこに割って入っていきたいと思っている。その差をいち早く埋めていきたい」と言葉に力を込めた。