東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表は、3日前に敗れた同アルゼンチン代表に快勝した。

DF瀬古歩夢(20=セレッソ大阪)は、正確なロングフィードでFW林大地(23=サガン鳥栖)の先制点をアシストした。

「相手DFの映像は試合前から確認していて、背後の対応がちょっと雑なところが何シーンかあった。それを頭に入れて、そこを狙った」と瀬古。DFの裏をとった林を見逃さず、ピタリとつけるボールを供給した。

試合前から、林とは裏を狙うことを確認していた。提案は瀬古からだったというが、「あっちからの要求もあったので、どっこいどっこいです」と笑った。

林の得点後、ほとんど笑顔を見せなかったクールな瀬古だが、試合後の場内インタビューでは「五輪で金メダルを取るためにやっていますので、これからも応援よろしくお願いします!」と大きな声で呼びかけた。

「日本で開催するからには、金メダルはチーム全員が目標にしている。より個人のレベルアップが必要だと、今日感じさせられた」。今回の代表活動を通して、金メダルへの気持ちを大きくしたようだ。

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