サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のFW菅沢優衣香(30=浦和)が、代表で自身2度目のハットトリックを記録した。

14年9月18日のアジア大会ヨルダン戦以来のハットトリック。「すごく久々だし、なかなかないので、また、国立でというところも意味のある得点かなと思っている」と、東京五輪の決勝戦が行われるスタジアムでのゴールラッシュに笑顔を見せた。

前半8分にこぼれ球に反応して先制点、同42分にはMF長谷川唯のスルーパスに合わせてチーム4点目。さらに後半11分にはMF岩渕真奈の左クロスを頭で合わせた。「ヘッドでのチャンスを決められてなかった。いいクロスを決められた」と、納得の表情を浮かべた。

東京五輪に向けても猛アピールに成功。「自国でできるのはすごく、生きているなかであるかないか。五輪に出たこともないので、まずはメンバーに入れるようにアピールしながら、コンディションを上げていけたら」と、代表入りを目指して意気込んだ。