高倉麻子監督(42)は8日の試合から先発5人を入れ替えた。2戦とも先発したのはDF清水、宝田、MF北村、中島、FW岩渕、菅沢の6人。北村以外はポジションも同じだった。指揮官は「6人は核になる選手か。5人を変えたのはいろんなことを試すためか」との問いに、「両方の意味。両方とも使った選手はそこのポジションで期待している」と、6人が現時点で五輪メンバー18人の構想に入っていることを示唆した。

長谷川の合流が遅れたほか、主将DF熊谷を呼べず、FW籾木はケガ明け、MF三浦は別メニュー調整だったなど、考慮する点は多々ある。それでも指揮官は「青写真は少しずつ出来上がっている」と、メンバー選考は前進したようだ。

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