日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)が、ワールドカップ(W杯)4大会連続出場へ意欲を見せた。30日、オンラインで取材対応。28日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦では、1年半ぶりに代表復帰した。「正直ロシアの後は、次のW杯を目指そうとあまり思っていませんでした。ただ、漠然とやり残したことがあるとも感じていました。このチームにいる以上はそれ(カタールW杯)が目標になってくると思います」。来年3月に39歳。円熟味を増すベテランだが、飽くなき探求心がある。

もちろん今回招集されたメンバーの中で最年長。これまで3度経験したW杯を経て思う。「年上だからこういう振る舞いをしなければならないとか、背中で見せなければならないとか。自分は年齢関係なく、選手としてピッチに立ちたいと思っています。それは自分のチームでも代表チームでも変わりません」。言葉で発すことなく、背中で語ることもなく、川島永嗣という存在感で、若手への指標となる。そして、自らのレベルアップも怠らず、4大会連続出場という大仕事をやってのける。

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