U-24日本代表MF三笘薫(24=川崎フロンターレ)が福岡キャンプ中の8日、オンラインで取材に対応した。

7日の練習時には終了後の自主練習として川崎FでチームメートのMF田中碧と1対1を行っていたところにオーバーエージ組のDF吉田麻也主将、DF酒井宏樹も参加し、A代表の常連組と直接対峙(たいじ)する機会もあった。リラックスムードの中でレクリエーションの要素もあったが「間合いや圧は、他にないものがあった。いろんなところを吸収したい」と、得るものがあったと振り返った。

国内組は合流のタイミングが遅かったことで、海外組との練習の時間は決して多くない。ガーナ戦では途中出場でまだまだ周囲との連係には改善できる部分があるとしつつ「近い距離感で(得点機を)生み出せる選手が多い。そこは川崎Fでもやっているところなので、出していければ脅威になると思う」と、MF久保や堂安ら高い技術を持つ2列目の選手たちとの呼吸をさらに合わせていくことも課題の1つとした。

本大会のメンバーは、12日のジャマイカ戦を終えた後に決まる。自身の立ち位置を「結果を出さないと落ちる。この1試合に左右される立場」と話し「自分にプレッシャーをかけて練習からアピールしないといけない。五輪への意思の大きさがプレーに表れると思う。そこをだしていきたい」と、生き残りへの意気込みを語った。