なでしこジャパンに大敗した女子ウクライナ代表のナタリア・ジンチェンコ監督が、怒りをぶちまけた。

最後までボールを敵陣に運ぶことが出来ず、手も足もでなかった。「あまりにもレベルが違いすぎる。なぜこの試合が行われたのかが理解できない」と第一声から怒りをあらわにした。

一方で、試合がナイターではなく、午後3時15分開始だったことにも激怒。同監督は「しっかり守ってカウンターをかけたかったが、この暑さがストレスだった」と明かしつつ「この暑さで私たちを呼んで試合をしようとする目的が、私たちには分からない」と吐き捨てるように言った。

6月のウクライナは平均気温20度前後だが、この日の広島の最高気温は30度まで上昇。ベストコンディションで戦えなかったことで、ジンチェンコ監督はいつまでも怒ったまま。

厳しい表情のまま会見場を去った。【三宅ひとみ】