なでしこジャパン(女子日本代表)がメキシコを5-1で下した。

試合後、高倉監督は「攻守ともに(10日の)ウクライナ戦で出た課題を1つでも2つでも修正しようと、試合に入った」と話し、「メキシコが非常に良いコンディションで入ってくれたのもあり、(ウクライナ戦で課題だった)立ち上がりの修正もあり、難しかったとは思いますが、よく集中してしのぎながら、自分たちのペースでゲームを進められたと思う」と振り返った。

東京オリンピック(五輪)メンバー発表前最後の試合で、ウクライナ戦から先発6人が入れ替わった。その中の田中、籾木がゴール。さらに途中出場の木下、遠藤が得点するなど、最後までアピールする姿がみられた。

同監督は「本当にみんなが強いものをもってグラウンドに立っているので、いいプレーもたくさんありました。みんなベストを尽くしてくれたと思います」とし、五輪メンバー18人の選考に頭を悩ませそうだ。

さらに「まだまだ修正点は多いけど、1歩1歩階段を上がっているので、みんなとともに力を合わせていいチームになっていけるよう努力していきたい」と、五輪本番を見据えていた。