東京オリンピック(五輪)のメンバー発表を18日に控え、合宿を続ける女子日本代表「なでしこジャパン」は15日、栃木県内で練習を行った。

対人メニューや短時間の紅白戦で連係を確認。クロスを上げる練習でMF北村菜々美(21=日テレ東京V)が膝を痛め練習を途中で切り上げた。北村の左サイドバックは、今回の合宿に招集されていないDF鮫島彩(34=大宮)の逆転五輪メンバー入りの可能性が出てきている。

左サイドハーフやボランチでの起用が多かったMF杉田妃和(24=INAC神戸)はこの日、右サイドでプレーした。「左はやり慣れているが、右もやりにくさはない」。少数精鋭の18人で臨む五輪に向け、ポジションの幅を広げていく。