既にF組1位で最終予選進出を決めていた日本(FIFAランク28位)が、キルギス(同99位)を5-1で下し、2次予選を終えた。

日本は8戦全勝、勝ち点24で2次予選を終えた。9月開幕の最終予選には各組1位と、2位の成績上位4チームの計12チームが進む。

国際Aマッチ初先発となったFWオナイウ阿道(25=横浜F・マリノス)がハットトリックを達成した。

前半27分、山根からのクロスに合わせたヘディングの際に、相手にハンドがあったとしてPK獲得。これを自ら蹴って左下に沈めた。同31分には川辺の右クロスに走り込んで2点目、同33分には小川の左クロスに頭でたたき込んだ。

試合後、オナイウは「1点目はPKを自分が蹴るぞというのを、蹴らしていただいて、しっかり決められてよかった。2点目はあのポジションにいたことが、あのゴールにつながった」と振り返った。

さらにピッチに入る時の心境については「まずは自分がやることをしっかり整理して、それをプレーに表すことが大事だと思った。それによって結果がついてくると思ったので、それに集中した」と明かした。

周囲との連係については「もっとできると思う。得点という結果は出せましたけど、連係という部分はもっとできると思う。チームに戻ってまたアピールして、また呼んでもらえた時に結果を出せるようにやっていきたい」と今後への抱負を語り、「チームとして勝ちにしっかりと目標を持ってやった結果が、個人としての結果にもつながった。これからもみんなで高い目標に向かっていきたい」とした。