なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は25日、千葉市内での合宿で、男子高校生との合同トレーニングを行った。

カウンターの対応を確認したといい、主将DF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)は「どのポジションに戻るか、どこまでDFラインを下げるか。男子相手にできたのはいい練習になった」と話した。

東京五輪前の7月14日には、五輪に出場するオーストラリア代表(FIFAランク9位)との対戦が決定した。またこの日発表されたFIFAランクで、日本は順位をひとつ上げて10位となった。

久しぶりの強豪との対戦に、熊谷は「今の合宿でも練習試合の機会はあるけど、もっと実戦に近い形で、いいチームと本番前にできるのはすごくうれしい」。約1カ月の合宿でチームの形を完成させることを前提に、「“ラスト・トライ”じゃないけど、最後の壮行試合はそういう目的で使いたい」とオーストラリア戦を位置づけた。