森保ジャパンの相手は、オーストラリアか韓国か-。どちらが同組になっても厳しい戦いが待ち受ける。2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選の組み合わせ抽選が7月1日に行われる。

日本は同じ第1ポットの強豪イランと同組にならず、第2ポットのオーストラリアか韓国のいずれかと同組となる。最終予選は9月から来年3月までホームアンドアウェー方式で行われる予定。抽選で、7大会連続のW杯出場を目指す日本の進むべき道が定まる。

 ◇   ◇   ◇

死の組? 日本にとって最悪の組み合わせは韓国、サウジアラビア、中国、オマーン、レバノンか。韓国と最終予選で同組になれば、98年フランス大会以来。当時は韓国が首位突破し、日本は第3代表決定戦に回ってW杯初出場を決めたが、加茂監督が更迭されるなど厳しい戦いになった。両国の関係性などを考えると、公式戦での対戦はできれば避けたい。それは中国も同様で、国民感情などもあってピッチ外の戦いも厳しさを増しそう。海外組が増えたことで中東への移動の負担は軽減されているが、それでも入国が大変とされる中東の古豪サウジアラビアなどとは、同組になりたくない。

 ◇   ◇   ◇

◆W杯カタール大会アジア最終予選 2次予選を突破した12チームをランク付けし、6つの「ポット」に分け、抽選で2組に分けて出場権を争う。各組2位までが本大会出場権を獲得し、各組3位同士によるプレーオフの勝者が大陸間プレーオフに進む。