2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が1日、マレーシア・クアラルンプールのアジアサッカー連盟(AFC)本部で行われた。


日本はB組でオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同組となった。A組はイラン、韓国、UAE、イラク、シリア、レバノン。各組上位2位までが自動的にW杯出場。3位のチーム同士によるプレーオフの勝者が、大陸間プレーオフへ臨む。


日本の最終予選日程
日本の最終予選日程

日本のデータ
日本のデータ

日本の森保一監督 メンタル的にもフィジカル的にも2次予選とは別次元の戦いが待っている。過酷な条件の中で勝ち抜かないといけないことについては、日本代表でプレーする選手は覚悟していると思う。アウェーのサウジアラビアが相当厳しい試合になる。試合後は少しでも早く日本に移動できるようにお願いしたい。


オーストリアのデータ
オーストリアのデータ

オーストラリアのアーノルド監督 2次予選では8試合中7試合をアウェーで戦った。アウェーでもホームのように戦える自信がついたし、どこで試合をしても勝利を信じて戦えるようになった。(最終予選は)どこと対戦しても自分たちのことに集中して、準備をして試合に臨みたい。


サウジアラビアのデータ
サウジアラビアのデータ

サウジアラビアのルナール監督 チームは「国内組」で固められており、戦術の浸透などでとても有利に働くと思う。視察もしやすいし。2つの組はともにタフな組だが、それを勝ち抜いてこそのW杯出場だと思う。よく準備し、戦う決意を固め、モチベーションを高くやっていきたい。


中国のデータ
中国のデータ

中国の李鉄監督 23年アジア杯を中国で開催することもあり、チームにはいつもスポットライトが当たっていて、それがいいモチベーションになっている。B組で対戦する相手はすべて強いチーム。ベストを尽くして全試合を戦い抜きたい。


オマーンのデータ
オマーンのデータ

オマーンのイバンコビッチ監督 (イランをW杯本大会に導いた)15年前と比べ、どのアジアの国もよりプロフェッショナルになり、簡単な相手がいなくなっている。オマーンもハードワーカーで学習意欲が高い。ベストを尽くせば最終予選でも十分戦えるし、不可能はないと思っている。


ベトナムのデータ
ベトナムのデータ

ベトナムの朴恒緒監督 1試合1試合しっかり準備をし、挑戦すれば、どのレベルの試合でも戦っていけると思う。B組で対戦するチームはそれぞれのスタイル、スピリットを持っており、初めて最終予選に進んだ我々にとっては、学び、チームを成長させる良い機会となるはずだ。


【注】写真はロイター、ゲッティ=共同含む。コロナ状況は6月30日時点。感染者、死亡者はロイター通信などから引用。日本の死亡はクルーズ船乗船者13人を含む