背水の陣の日本(FIFAランキング26位)が、2-1でオーストラリア(同32位)に競り勝った。

日本が前半8分に先制。南野の左サイドからのクロスが相手選手をかすめながら逆サイドの田中にわたり、田中が右足で豪快に代表初ゴールを決めた。

一方、オーストラリアは同41分、C大阪でプレーするタガートが右足シュートを放ったが、右ポストをたたいて得点にはならなかった。

日本が1-0とリードしてハーフタイムとなった。

後半20分、守田が相手を倒して、いったんはPKと判定された。だがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の末、ペナルティーエリアすぐ外からのFKに変更となった。オーストラリアはこのFKをフルスティッチがゴール左上に蹴り込んで同点とした。

同31分、日本が敵陣でボールを奪い、伊東、遠藤が次々にシュートを放ったが、いずれもGKに弾かれた。同34分にも浅野のシュートがGKに止められた。

日本は終了間際の同41分に浅野のゴール左からのシュートが右ポストに当たり、これを相手選手が押し込む形となって、オウンゴールで勝ち越した。

結局、2-1で日本が勝利。7大会連続本大会出場を目指す日本は、これで今最終予選通算2勝2敗となった。5大会連続6度目の出場を狙うオーストラリアは3勝1敗。両者の対戦は日本の10勝9分け7敗となった。

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