森保ジャパンが崖っぷちで踏みとどまった。日本（FIFAランク26位）はB組首位のオーストラリア（同32位）に2－1で競り勝った。 前半8分、先発に抜てきされたMF田中碧（23）が先制。同点に追いつかれたが、後半40分にMF浅野拓磨（26）が相手のオウンゴールを呼び込み、勝ち越した。引き分け以下なら進退が問われた一戦で、森保一監督（53）は陣形を4－2－3－1から4－3－3に変更。積極的な采配が功を奏した。勝ち点を6に伸ばし、自動的に出場権を得られる2位以内へ望みをつなげた。
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MF守田英正（26）失点につながるファウルを犯し、ヒヤリとする場面があった。1－0の後半20分、スライディングによる相手への守備で一時PK献上の判定を受けた。VARの結果PKは取り消され、FKの判定に変わったが、同25分に直接FKによる同点ゴールを許した。最終予選は初先発。「あと1歩早く入っていれば、あと1歩寄せていれば。ほんとその1歩が命取りだなと身をもって感じた」と振り返っていた。
