日本代表のザッケローニ新監督が1日、東京・味の素スタジアムで行われたJリーグのヤマザキ・ナビスコ杯準々決勝第1戦、東京-清水を視察した。8月30日の就任決定後、同監督がJリーグの現場を訪れたのは初めて。

 同監督は、イタリア語で「こんばんは」とあいさつして会場入り。日本協会の原博実強化担当技術委員長らとともに、スタンドの一室から清水のFW岡崎慎司ら代表選手のプレーを見守った。

 ザッケローニ監督は就労ビザの取得が間に合わなかったため、2日からの代表合宿は視察にとどめ、4日のパラグアイ戦や7日のグアテマラ戦もベンチには入らず、スタンド観戦する。合宿や試合は原委員長が代行監督として指揮を執る。