いよいよ11日、U-19選手権準々決勝を迎える日本代表。2大会ぶりのU-20W杯の切符を得るために負けられない相手は、2年前の大会でも準々決勝で対戦し敗れた韓国代表です。

 10日は1時間半ほどの練習で戦術確認などを行い、最後は15分間のフリータイム。それぞれリラックスした様子で最後の調整の時間となりました。

 布啓一郎監督とキャプテンの六平光成選手(中央大学)は、練習後すぐに準々決勝の記者会見へ。大事な一戦へ向けての意気込みを語りました。

 <布啓一郎監督コメント>「予選リーグは勝ち点9で突破し、いい形でここまでくることができた。それをつなげて、我々のサッカーができるように、明日は集中して、自分たちの力を信じて戦いたい」

 <六平光成選手コメント>「ここまで3試合はいい形ができている。あとは自分たちの力を信じていつも通り戦うだけです。普段、試合前は緊張しませんが、日韓戦、さらに世界がかかった試合というのは自分自身は初めて。でも落ち着いてプレーすれば自分たちのサッカーができると思うし、今は楽しみな気持ちの方が大きい。激しい試合になるのは当然のこと。球際の所で負けてはいけないし、逃げちゃいけないと思う。そこで自分が中盤でセカンドボールをしっかりひろって、パスをうまく散らせれば、相手をうまく動かすことができるし、いいゲームができると思います」

 韓国戦は、混乱を避けるためにチケットの発売はほとんど行われない予定です。しかし、これまで以上の大きなブーイングもあるでしょう。その中で自分たちのサッカーを信じて世界を目指して戦うU-19代表に日本からも大きな声援をお願いします!

 (サッカーai編集部

 阿部菜美子)