12年ロンドン五輪出場を目指すU-21(21歳以下)日本代表が19日、大阪府内で本格始動した。今合宿にはロンドン五輪で主力となるMF香川(ドルトムント)ら主力選手は招集されていないが、W杯南アフリカ大会にサポートメンバーとして帯同したFW永井(福岡大)ら15選手が精力的に練習メニューをこなした。

 五輪代表を率いる関塚監督は、初日からフルコートを使った試合形式の練習などをみっちり約2時間も指導。指揮官は「当面は(来月の)アジア大会を見据えていきたい。短期間の合宿ですけれども、いい準備をする。(アジア大会では)予選を突破して、一発勝負のトーナメントでどれだけ厳しい戦いを乗り切ってレベルアップできるか。最終的には五輪予選に向けて、1歩、1歩、チームを作っていく」と話した。

 20日には大阪府内でG大阪との練習試合を予定。来月のアジア大会、さらには来年のロンドン五輪アジア予選へ。関塚ジャパンがスタートを切った。