広州アジア大会で4強を決めたU-21(21歳以下)日本代表が20日、広州市内の中学校で練習を行った。前日19日のタイ戦出場組と控え組に分かれ、約1時間調整。前日の夕食時には23日の準決勝で対戦するイラン-オマーン戦をテレビ観戦し、強さを再認識。練習後、DF薗田淳(21=川崎F)は「ここからが勝負。強い相手との試合でこそ、出来る出来ないの差が出てくる」と準決勝以降の戦いに気持ちを強く持った。MF登里享平(20=川崎F)も「イランは今までとは違う実力の相手。僕もいつでも出る準備は出来ています」と1次リーグ・キルギス戦2ゴールの得点力で金メダルを狙う。会場ボランティアからの人気も高く、この日もメッセージ付きの写真や、中国のお守りをもらうなど交流をはかっていた。