G大阪の日本代表MF遠藤保仁(31)が、日本一多忙な日の丸戦士に「心得」を説いた。22日は万博競技場で甲府戦(24日、万博)へ向けて2時間の非公開練習。右内転筋痛でプレースキックは蹴らなかったそうだが「ちょっとずつ良くなれば」と試合出場には影響なさそうだ。

 一方で、前日21日の五輪予選で活躍したC大阪MF清武弘嗣(21)を心配した。「代表に入っている選手や五輪選手は休みが少ないし、100%で臨むため体のケアが必要。周りも気付いてやらないといけない」。

 自身も毎年のように代表とリーグ戦、ACLの掛け持ちで過密日程を過ごすが、清武はさらにU-22代表も兼務する。「僕自身は段階踏んで忙しくなったけど、清武は急になって負担があると思う。自分の体は自分自身が一番分かる。若い選手は『休みたくない』というのがあると思うけど、長距離移動やタイトな試合のあとだし、休むのもプロとして大事。それも1つの才能だと思う」と話していた。