サッカー日本代表は22日、アイスランド代表と対戦する国際親善試合、キリン・チャレンジカップ(24日・長居陸上競技場)に向けて大阪府内で合宿3日目を行い、紅白戦など実戦形式の練習を行った。練習中にアルベルト・ザッケローニ監督(58)と話をしていたMF遠藤保仁(32=G大阪)は「練習でやった確認。次の試合に向けた話ではない」と説明。次戦に向け「僕らは国を背負っているので内容、結果も一番いいものを求めてチャレンジしていきたい」と話した。

 全体メニュー終了後、遠藤はFK練習を行った。ことしは昨季痛めた右内転筋の影響で始動が遅れたが「状態も良いし、リバウンドもない。順調にきていると思う」と回復をアピール。24日の試合では、久しぶりに伝家の宝刀をお披露目できそうだ。守備的MFでコンビを組む可能性の高い増田誓志(26=鹿島)については「攻守に高いレベルでできる選手」と高評価。柴崎岳(19=鹿島)ら若手についても「良いところを出してほしい。自由にやればいい」とサポートを約束した。