<アルガルベ杯:日本2-1ノルウェー>◇29日◇ポルトガル・ベラビスタスタジアム

 サッカー女子の国際大会がポルトガルのパルシャルなどで開幕し、昨年の女子W杯覇者のなでしこジャパンは1次リーグB組で、ことし初戦となるノルウェーと対戦し、前半を1-1で折り返した。先制点を許したが、前半終了間際にFW永里優季(24=ポツダム)が同点ゴールを決めた。後半18分、FW川澄がペナルティーエリア外から放ったシュートが相手選手に当たってゴールイン。2-1と勝ち越した。

 MF沢穂希(33=INAC神戸)やMF宮間あや(27=岡山湯郷)ら女子W杯の主力が先発。初代表のFW京川舞(28=宮城・常盤木学園高)は後半38分から出場した。

 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が3位で、ノルウェーは12位。

 大会は強豪の代表12チームが参加して1次リーグを戦い、最終日の7日に決勝などを行う。日本は2日にFIFAランク12位のデンマーク、5日は女子W杯決勝で対戦した同1位の米国と顔を合わせる。