<W杯アジア最終予選:日本6-0ヨルダン>◇8日◇埼玉

 世界ランク23位の日本が、同80位のヨルダンに6-0と圧勝し、2連勝で勝ち点を6とした。日本は試合開始からボールを支配し、前半18分にこの試合7本目のCKからFW前田遼一(30=磐田)がヘッドで先制。さらに同21分、MF遠藤保仁(32=G大阪)のパスに走り込んだMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)が左足で流し込んで2点目。同30分にも本田が決めると、同35分にはFW香川真司(23=ドルトムント)が4点目と、前半で勝負を決めた。後半8分には、FW前田がペナルティーエリアで倒されて得たPKをMF本田が決め、ハットトリック達成。その後も日本代表が攻め続け、終了間際には右ひざ負傷で途中交代したDF吉田麻也(23=VVV)に代わったDF栗原勇蔵(28=横浜)が代表初ゴールで6点目。勝ち点に大量得点というこれ以上にないスタートダッシュとなった日本は、12日にアウェーでオーストラリアと対戦する。