<W杯アジア最終予選:日本1-1オーストラリア>◇12日◇ブリスベーン・スタジアム

 日本は前半5分、オーストラリアのFWケーヒルらに立て続けにシュートを打たれるが、GK川島の好セーブなどでしのいだ。42分にはペナルティーエリアに抜けだしたDF内田が右足でシュートも、ゴール上に外れた。21分にはDF栗原、29分にはDF今野が警告を受けた。日本は度重なるピンチをしのぎ、スコアレスドローのまま前半を折り返した。

 オーストラリアは後半10分、DFミリガンがこの試合2度目の警告を受け退場。数的優位に立った日本は20分、MF本田の右クロスをDF栗原が右足で押し込み、先制点を挙げた。しかし24分、DF内田のファウルでPKを取られると、DFウィルクシャーに決められ同点とされた。試合は1-1のまま引き分けに終わった。