日本サッカー協会は14日、ロンドン五輪男子サッカー日本代表予備登録メンバー35人を発表した。

 5月のトゥーロン国際に出場したMF扇原貴宏(20=C大阪)、宇佐美貴史(20=Bミュンヘン)、高木善朗(19=ユトレヒト)らに加え、ドイツ移籍の清武弘嗣(22=C大阪)酒井宏樹(22=柏)今季ボルトンでプレーし、来季アーセナルに復帰予定の宮市亮(19)が選ばれた。

 オーバーエージ(OA)でDF吉田麻也(23=VVV)、DF徳永悠平(28=東京)、GK林彰洋(25=清水)と、守備的選手3人が選出された。マンチェスターU移籍が決まったMF香川真司(23)はメンバーに入らなかった。五輪メンバー18人+バックアップメンバー4人は7月2日に発表される予定で、この日発表された35人から選出されることになる。

 五輪代表は7月11日、東京・国立競技場でニュージーランドとの壮行試合に臨む。16日未明に日本を出発、英国中部で直前合宿を行い、18日にベラルーシ、21日にメキシコと練習試合を行う。五輪では1次リーグD組で26日にスペイン、29日にモロッコ、8月1日にホンジュラスと対戦する。

 日本協会の原博実強化担当技術委員長(53)は「OAの3人はケガなど特別なことがない限り、本大会メンバーに入ります」と話した。