<W杯アジア最終予選:日本1-0イラク>◇B組◇11日◇埼玉

 後半だけで両チーム最多となる5本のシュートを放った日本代表MF本田圭佑(26)は「勝てたことが一番の収穫。個人的には決定力のなさを露呈した」と、手応えと反省点を口にした。

 後半35分にはゴール前でうまくフリーになり、清武の左クロスを頭で合わせたが、GKの好守に阻まれた。「(相手の視界から)消える動きがポイントだと思っていた。決めていれば完璧だった」と悔やんだ。

 これで代表戦は4試合連続無得点。それでも「ゴールはケチャップのようなもの。出ない時は出ないけど、出る時はドバッと出る。悲観的になりがちだけど、次は取る自信がある」と独特の言い回しで前を向いた。