日本代表が南米連盟から招待を受けている15年南米選手権(6月12日開幕、チリ)への出場を辞退する可能性が高くなった。

 1月にアジア杯があり、その後リオデジャネイロ五輪予選なども開催される15年は過密日程となるため、日本協会はU-22(22歳以下)を中心とした代表の派遣も検討していた。だが、日本協会の原博実強化担当技術委員長(54)は「技術委員会でいろいろと話し合ったが、南米連盟は『世代別代表(の派遣)はやめてほしい』ということだった。J1の2ステージ制の始まる年でもあるし、アジア杯もあって日程は相当厳しい。11月のアジア連盟の会議で15年のアジアの日程が決まることになると思うので、それも含めて11月中には(参加の可否を)決めたいが、招待されるのはありがたいけど、参加は正直簡単ではないというのが現状」と話した。