スペインの検察当局が、サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)を同国1部リーグ、サラゴサ監督時代の八百長関与の疑いで告発したニュースを、15日付のスペイン各紙も一斉に報じた。

 パイス紙は、サラゴサの会長がアギーレ監督と選手にあらかじめ試合が八百長であることを伝え、同意を得たことを示す書類があるとしている。

 問題とされているのは、2011年5月21日の最終節にサラゴサ(現2部)がレバンテを2-1で下し、1部残留を決めた試合。レバンテの選手らに合計96万5000ユーロ(約1億4000万円)を支払ったとされる。

 選手、幹部41人のほか、サラゴサのクラブ自体も法人として告発された。