日本サッカー協会は18日、東京・JFAハウスで理事会を開いた。終了後に原博実専務理事(56)、同協会法務委員長の三好豊弁護士が会見。八百長疑惑でスペイン司法当局に告発された日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)について、嫌疑が固まっていない状況のため、予定通りアジア杯オーストラリア大会(来年1月9日開幕)に向けた日本代表の指揮を執らせる方針を示した。

 告発状がバレンシア裁判所に近日中に受理される見込みで、いよいよ本格的な捜査に入ることになるが、同専務理事は「理事会の冒頭で大仁会長がアギーレ監督について理事のみなさんに説明した。現状の中でアギーレ監督でアジア杯に臨んでいくと説明した。理事のみなさんにも理解していただいた」と強調していた。