日本サッカー協会は27日、6月のキリン杯に出場する日本代表25選手を発表した。

 鹿島DF西大伍(23)が初選出された。各年代のカテゴリーを通じても初の代表。この日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで練習後「びっくりしました。チームがあまりよくない状況なので、代表でいい刺激を受けたい」と静かに闘志を燃やした。1月のアジア杯予備登録メンバー。リーグ開幕時は負傷で出遅れたが、4月29日の福岡戦から右サイドバックでレギュラーの座をつかんだ。持ち味は積極的な攻撃参加からの精度の高いクロス。「サイドで勝負して、どんどん攻撃に絡む姿勢を見せたい」。妹の桜子さんはJ2札幌コンサドールズのコーチを務めている。