ロンドン五輪アジア最終予選の抽選会が7日、マレーシアで行われ、5大会連続9度目の出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表はバーレーン、シリア、マレーシアと同組のC組となった。実力的にも1位通過は十分に期待される組み合わせとなり、ドローに恵まれた。

 日本代表MF遠藤保仁(31=G大阪)が、五輪組に精神面の重要性を説いた。W杯南アフリカ大会のアジア予選でも、3次予選の敵地バーレーン戦で敗れるなど苦戦した経験がある。中東独特の雰囲気に警笛を鳴らし「レフェリングや環境面で不利になる。何が起こるか分からないという、アクシデントに対する心の準備が大切。生活のリズムを崩さないなど、ピッチ外でもやれることをやらないといけない」と力説した。