名古屋DF田中マルクス闘莉王(30)が9月のW杯アジア3次予選の予備登録メンバーに名を連ねていることが23日、分かった。同メンバーは北朝鮮戦(同2日、埼玉)とウズベキスタン戦(同6日、アウェー)の直近2戦に選出の可能性がある約50人。ザッケローニ体制下では度重なるけがもあり、昨年10月以来招集がない。主力として16強入りしたW杯南アフリカ大会後は、けがもあり1度も国際Aマッチに出場していない。優勝した1月のアジア杯は、けがの影響で予備登録からも外れた。この日の愛知・豊田市内での練習後、代表でのプレーについて「いつでも準備はできている」と言い切った。現状では計算できるオプションの1つかもしれないが、どこを探しても、これ以上頼もしい男はいない。