ロンドン五輪に出場する五輪代表の予備登録メンバー35人が今日14日、日本協会から発表される。関塚隆監督(51)はオーバーエージ(OA)枠の起用を希望しており、OA枠選手の名前も含まれる可能性が高い。OA枠にはアジア予選やトゥーロン国際大会での結果を踏まえ、ウイークポイントであるセンターバック、ボランチの登録が有力視される。

 ボランチでは関塚監督が川崎F時代からよく知るMF中村憲剛(31)が選ばれる見通し。また日本代表として帰国したMF細貝は、協会からOA候補として打診を受けていることを認めた。本人は前向きだが、最終判断はクラブ側が下す。

 G大阪MF遠藤も候補だったが、リーグ下位に低迷するクラブ側が難色を示している。23歳以下ではこれまで五輪代表には招集されていないボルトンFW宮市もメディカルチェックを受けており、35人枠に入る可能性が高い。