日本代表は15日(日本時間16日未明)、コンフェデレーションズ杯の初戦でブラジルに挑む。

 練習は、13日異例の厳戒態勢の中で行われた。チーム宿舎のあるブラジリアから約40キロ。練習場所となったガマ市内のスタジアムには、警察と陸軍合わせて約110人の警備が配置され、上空には警察のヘリコプターが旋回し、周辺に異常がないか警戒した。

 練習は報道陣にのみ公開され、両サイドのスタンドの角にもパトカーが配置され、一般人が侵入しないよう警備されるなど物々しい雰囲気。宿舎から練習場への往復もチームバスの前後をパトカーが挟み、安全を確保する形が取られた。

 日本代表を一目見ようと会場を訪れた地元男性は「残念だけど、ここはブラジリアの衛星都市だからブラジリアよりも治安が悪い。夜は少し危ないし、夕方からの練習だから仕方ないね」と話した。