日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)が、国内組で構成される東アジア杯(20日開幕、韓国)のメンバーをギリギリまで見極める。日本協会の原博実強化担当技術委員長(54)が29日(日本時間30日)、メンバー発表が15日前後になると明かした。

 現在、コンフェデレーションズ杯を視察中の指揮官と原委員長は決勝戦終了後、すぐに帰国予定。6日、10日、13日のJ1リーグ戦を視察してからメンバーを最終決定する。原委員長は「クラブのプレシーズンマッチはあるけど、代表を優先させてもらう。東アジア杯は連係を合わせる時間はないから、直前までコンディションは見極めたい。そのため発表は15日くらいになると思う」と明言した。

 W杯開幕まで1年を切った。若手が多く選出される見込みの東アジア杯。W杯への生き残りレースがスタートするだけに、選考にも万全を期す。