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岡田監督がバーレーン戦へ2ボランチ試す

成田市内のホテルで報道陣の質問に応じる岡田監督(撮影・宇治久裕)
成田市内のホテルで報道陣の質問に応じる岡田監督(撮影・宇治久裕)

 岡田ジャパンが、W杯3次予選バーレーン戦(アウェー、3月26日)に向け、2ボランチの新システムを試す。日本代表は東アジア選手権(中国・重慶、17~23日)に向かうため12日、成田市内に集合。その際に岡田武史監督(51)が明かした。ホームのタイ戦(6日)では、1ボランチの攻撃的布陣で4-1の快勝。最大のライバル・バーレーンと敵地で対戦することをにらみ、守備的システムも用意する。中国、韓国、北朝鮮戦で試し、完成度を高めるつもりだ。

 岡田監督が一瞬、顔をしかめた。「あっ、言っちゃったな」。それまで報道陣の質問をのらりくらりとかわしていたが、「バーレーン戦に向けてテストしたいことは?」との質問に、「タイ戦は1人のボランチで戦ったけど、今後はどうかな。ダブルとかね」と、手の内を明かしてしまった。直後に「まあ中国、韓国、北朝鮮がどうくるか分からないから、相手を見てからだな。システムはまだ分からない」とごまかしたが、アジアの強豪3国に2ボランチを試すのは間違いないようだ。

 W杯3次予選は4チーム中2位までが通過できる。アウェーのバーレーン戦は、突破への最大のヤマ場となる。タイ戦は鈴木の1ボランチで、その両横のスペースを相手に使われた反省もある。2列目だった中村憲をボランチに下げることで、守備は安定するとの計算だ。守備的MF今野の出番があるかもしれない。3トップから2トップへの変更も考えられる。

 岡田監督は第1政権時、アジア相手に4-4-2で戦い、W杯直前に「世界相手に4バックでは厳しい」と、3-5-2に変更した前例がある。当時はシステム変更とともに、レギュラーDFが小村から中西に代えた。「今、オレの中でレギュラーと控えを分けてない。東アジアの3試合でメンバーもある程度代える。タイ戦に出てない選手には大きなチャンスになるんじゃないかな」。新システムを試すと同時に、選手間競争を刺激し、総合力を上げる狙いもありそうだ。【盧載鎭】

[2008年2月13日9時38分 紙面から]

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