リオデジャネイロ五輪出場を目指すU-23(23歳以下)日本代表は今日16日、同五輪の最終予選を兼ねたU-23アジア選手権で、U-23タイ代表と対戦する。元日本代表DF岩政大樹(33=岡山)は、タイでのプレー経験から、同国のレベルがこの数年で一気にアップしていることを指摘。テロ・サーサナでのチームメートだった“タイのメッシ”ことMFチャナチップ・ソングラシン(22)らに自由を許さないよう「相手の良さを消す戦術」も必要だと説いた。

 GK櫛引も特徴を知るMFチャナチップを警戒した。清水時代の13年11月に同選手が練習参加しており、紅白戦などで対戦。「背は低いけどドリブルとか俊敏で、体の割にはパンチのあるシュートを打ってきた」と回想した。久々の再会となるが「時間がたって伸びていると思う。前のイメージは消す」と話した。