ベトナムは最終戦を残して敗退が決まった。ヨルダンに完敗した第1戦からは見違えるような姿でオーストラリアに挑み、三浦俊也監督は「初戦は緊張していたが、きょうは積極的に戦ってくれた」と内容を前向きに評価。0-2で敗れたとはいえ、力は出し切った。

 敗戦後にUAEとヨルダンが引き分けたため、準々決勝に進めないことが確定した。ベトナムにとっては若い年代の選手たちに経験を積ませることが大きな目的の今大会。監督は「チームで戦う精神は見せられた。将来への財産になる」と意義を強調した。