鹿島FW大迫勇也が19歳の誕生日に「得点量産」を誓った。19日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海申花戦(虹口競技場)の公式練習が18日に試合会場で行われ、この日19回目の誕生日を迎えた大型新人は「もっと試合に出て、もっと点を取りたい」と宣言。

 公式戦は2試合連続で不出場。一時は7戦連続で先発しながら、現在は苦しい状況に陥っている。だが、上海申花は3月18日のホームゲームで公式戦プロ初得点を決めたゲンの良い相手。「チャンスがあれば決めないと」と1日遅れのバースデー弾で再浮上を狙う。

 ドロー以上で1次リーグ自力首位突破が決まる一戦もベンチスタートが濃厚だが「途中出場は難しいけど、前でキープして守備で走って貢献して、その上で点を取りたい」。19歳初得点をマークし、チームを勝利に導く。(上海・菅家大輔)