<J1:広島4-1京都>◇最終節◇5日◇広島ビ

 ホームの広島が先制。前半8分、後方からのロングボールを、ゴール前に詰めたMF李漢宰が右足ボレー。GK水谷がかろうじてはじくが、DFのクリアミスをFW佐藤寿が逃さず、ダイレクトで決めた。広島は42分に追加点。李漢宰の右CKにDF盛田が頭で合わせ、ネットを揺らした。前節で残留を決めた京都は決定機を作れず。広島が主導権を握り、前半を2-0で折り返す。

 京都は後半7分、FWディエゴが自ら得たPKを決めて1点差に迫る。広島は15分、右CKからDF槙野が決めると、さらに20分、佐藤寿のこの日2得点目となるゴールで突き放す。4-1勝利の広島は、リーグ上位3チームが天皇杯で優勝することによってACL出場権が回ってくる4位で今季を終了した。