浦和は広島との首位決戦で、決定機を生かし切れずに引き分けた。

 前半は、広島に攻め込まれ我慢の時間帯が続く。日本代表GK西川周作(28)を中心にしのぐ。後半になると、中4日の疲れも感じさせず何度も好機を演出。同11分、FWズラタンがペナルティーエリア手前でシュートは惜しくも相手GKに阻まれた。

 MF柏木陽介(27)は「相手の狙いにハマっていた。相手のやりたいことができてしまった試合だった」と猛省。シュート0本に終わった日本代表FW興梠慎三(28)は「悔しい。なかなか本調子にはほど遠い」と肩を落とした。