山形が3度リードを許しながら、ヘディングシュート3発で追いついた。前半8分にミスから与えたCKで失点も、40分にCKからDF當間建文(26)のダイビングヘッドで同点。1-2とされた後半11分には、FKから再び當間が頭で合わせた。2-3で迎えた後半終了間際、途中出場のFW万代宏樹(29)が頭で流しこんで引き分けに持ち込んだ。

 自身初の2得点をマークした當間は「DFとして3点取られたことを先に反省しないといけない」。石崎信弘監督(57)は「試合の入りに気をつけようと言ったが、前半も後半も早い時間で失点した。あまりにも簡単にやられている」と厳しかった。