名古屋のゼネラルマネジャー(GM)補佐に、OBで元日本代表FW小倉隆史氏(41)が就任することが23日、分かった。

 三重県出身で四日市中央工から名古屋入りし、強烈な左足のキックを武器に活躍した元日本代表FW。Jリーグ創設前の92年に名古屋入りし、オランダ・エクセルシオールへの期限付き移籍などを挟み99年まで在籍。05年に甲府で現役引退後はサッカー解説者を務めていた。

 名古屋は筆頭株主トヨタ自動車の豊田章男社長がクラブ会長に就任し、久米一正社長とともに新体制でスタートを切ったばかり。当面は久米社長がこれまでのGM職も兼務するようだが、豊田会長の意向もあり、若い大物OBをフロントとして育成するプランが急浮上。小倉氏に白羽の矢が立った。