山形は、ここ5試合白星のない神戸に完封負けで、今季3度目の連敗を喫した。後半33分、左CKからMFボムヨンのマークを振り切った神戸DFブエノに頭で合わせられ先制を許した。相手よりも倍の14本のシュートを浴びせたが、逃げ切られた。石崎信弘監督(57)は「イージーなミスを減らさないと。ゴールを決めないと、セットプレー一発で決められてしまう」と話した。

 紙一重だった。前半から持ち前のプレスで相手を押し込みながら、ワンチャンスを決められた。5月2勝1分けから一転、連敗で反転攻勢に水を差す形となったが、2度の決定機を逃したFW林は「自分自身が決めきれるよう、次に切り替えていく」と前を向いた。