G大阪のMF小椋祥平(29)が古巣戦に気を引き締めた。

 28日は、大阪・万博練習場で30日のアウェー横浜戦に向けて練習を行った。今季、横浜から移籍した小椋は、なかなか出場機会に恵まれないながらも、天王山だったリーグ浦和戦や、ACL1次リーグ突破を決めた城南戦など大事な一戦で、不慣れな右サイドバックを任された。次戦は、ボランチで不動のレギュラーを誇るMF今野が累積警告のため出場停止。小椋にチャンスが再び回ってきた。今度は本職のボランチだ。

 「まだ出られるか分からないけど。違うポジションも経験してガンバのサッカーについて多少分かったこともある。手応えももちろんある。今出てる人たちと違った良さを出さないと」。長谷川監督は「(今野の代役は)まだ確定していない。(小椋は)古巣戦だから気持ちが入るということも含めて、明日の練習でしっかり考えたい」と、慎重だった。