清水の助っ人DFが復帰間近のムードだ。23日の練習から完全合流したDFカルフィン・ヨンアピン(28)は24日の練習もフルメニューを消化。昨年7月に左ひざを負傷して以降、度重なるケガで長期リハビリを余儀なくされてきたものの、ピッチに戻る気持ちも高ぶりつつある様子で「まだ軽めにプレーしている状況だが、大丈夫だと思う」と言葉に力を込めた。

 約1年ぶりの実戦復帰が見えてきた。今月18日にはACミランで16年間トレーナーを務めた遠藤友則氏(54)がメディカルアドバイザーに就任。世界トップクラスの選手の体を見てきた同氏のもとで治療とリハビリを始めたことも復帰を後押しする。ヨンアピンは「経験のある方なので助かっている。治療はタフだが、その方が自分にはいい」と前向き。27日の次節東京戦での復帰は厳しいが「なるべく早く戻りたい」と、セカンドステージ開幕に照準を合わせる。【神谷亮磨】