浦和はゆっくりとボールを回しながら、序盤から主導権を握った。前半26分には先発に抜てきされたMF高木が、相手最終ライン裏に抜け出し、ファウルをさそってPKを獲得。しかし自ら蹴るも、広島GK林にセーブされた。

 浦和はさらに同35分、高木のパスを受けたMF関根が、右サイドの角度のないところからシュート。これがGKの手をはじいて決まった。

 広島は後半、東アジア杯予備登録メンバーに名を連ねるFW浅野を投入。浅野は直後にMFドウグラスからのパスを受けて抜け出し、同点ゴールを流し込んだ。さらに同29分、ゴール前に攻め上がったMF青山が右足決勝弾。浦和の開幕からの連続無敗記録は19で途絶えた。