甲府が接戦を落とした。後半17分の失点を取り返すことができず、ホームで5戦勝ちなし(3分け2敗)、東京戦も8戦勝ちなし(3分け5敗)となった。

 前半30分に橋爪勇樹(25)が脳振とうを起こして救急搬送。U-22(22歳以下)日本代表入りを狙うFW伊東純也(22)を緊急投入し、その快足を武器にカウンターを狙ったがゴールは割れなかった。

 またホームで勝てなかった佐久間悟監督(52)は「辛抱する展開になると思っていたが、その通りになった。負けと認めざるを得ない内容」と振り返った。