ゴン中山、ロベカルにリバウドに続け。元日本代表FW中山雅史(47)が、JFLに所属するアスルクラロ沼津の練習に参加することが4日、分かった。12年限りでJ2札幌を退団し、第一線から退いた後、主にサッカー解説者として活躍していたが、地元・静岡のクラブからラブコールを受け実現した。

 かつてブラジル代表で活躍したロベルト・カルロスやリバウドも今年に入って現役復帰を果たした。世界的な名選手同様、中山も奇跡のカムバック劇を目指す。

◆現役復帰した有名選手◆

 ▽ロベルト・カルロス(42) インド・スーパーリーグ(ISL)のデリー・ダイナモスは今年7月9日、直前に監督就任していた元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが、選手兼監督として現役復帰すると発表した。リーグは10月開幕。ロベルト・カルロスはRマドリードで活躍し、12年にアンジ(ロシア)で引退していた。

 ▽リバウド(43) ブラジル代表としてW杯日韓大会で優勝。バルセロナなどで活躍後、13年に当時ブラジル2部のサンカエターノでプレーし、翌14年3月に引退を発表。しかし今年6月にブラジル2部モジミリンで現役復帰。7月14日のマカエ戦では息子のリバウジーニョと親子ゴールを決めた。8月に再び引退。

 ▽ポール・スコールズ(40) 93年からマンチェスターU一筋で活躍し、11年5月に引退を表明。しかし12年1月にマンUがケガ人だらけになると、当時のファーガソン監督に請われて現役復帰。13年5月に2度目の引退を発表するまでプレーした。

 ▽ダミアーノ・トンマージ(41) 中田英寿氏とともにローマでプレー。イタリア代表として02年W杯日韓大会にも出場した。プロとしては09年に天津(中国)に所属したのが最後。その後、今年7月の欧州リーグ予選1回戦ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)戦で、ラフィオリタ(サンマリノ)の一員として現役復帰。第2戦でゴールも決めた。