消えるスプレーが、本当に消えることになった。

 Jリーグが1日、今季から導入した「バニシングスプレー」を使用中止にすることを発表した。

 一部製品に液漏れが発生することが判明したためで、販売代理店のモルテン社が製品の回収を決定。

 中止期間はJ1第13節(3日)、J2第35節(4日)以降のJリーグ公式戦。同製品は、直接FK時にボールの位置と壁の位置を、泡のスプレーでしるすもので、時間の経過とともに消える。14年W杯ブラジル大会で使用され、消えるスプレーとして話題になった。国内では14年ナビスコ杯決勝での試験的に導入し、今季からJリーグ公式戦で正式に使用していたが、J1残り5節を前にして姿を消す。